FPのひとりごと

▼隔世の感−B

いやー 降るねー いい加減ウンザリだ

だいたい ついこないだまで猛暑でウンザリしてたのに
3ヶ月やそこらで 今度は 厳冬で大雪?? 
地球温暖化ってやつは一体どこにいっちまったんだい?
もう ざっけんじゃねーよ! やってらんねーよ!


昨日あたりの“しんしんと降る”雪の降り方を見ていると
私の“ご幼少のみぎり”の冬をそこはかとなく思い起こした
最近そんなに見なくなった“確実に積もる”雪の降り方だった

我が子供時代は 今の冬とは全く異次元の世界であった
積雪量は 普通で2〜3mはあった
街全体が雪に埋まるというのがぴったりの情景であった
除雪とか排雪という言葉も聞いたことがない
自動車の台数と熊の頭数が同じ?ってな時代なんで
今みたいな早朝からの車道中心の除雪を必要としなかった
その代わり“道つけ”といって人が歩いて歩道を確保した
最初に長靴で踏破した人の足跡を後続がトレースする
足の長さも歩幅もみな違うので そのうちに道が踏み固められる
当時 子供の朝仕事は 玄関の前の雪をスコップでかき
雪面を足で踏みならして固めて公道まで繋ぐ“道つけ”だった

我が家は平屋建てだったんで文字通り雪に埋まった
玄関を出ると雪を踏み固めた階段が数段あり それで出入りした
大雪の日に学校から帰ると階段が雪で埋まってなくなっていて
そこをスコップで掘り出して玄関まで辿り着いたこともある
若い人は信じてくれないと思うが 電線を跨いで登下校しとこともある
当時 電柱はコンクリートではなく木製で高さも今の半分もなかった
それが電線なのか電話線なのかは今ははっきりしないが
道路の端っこに布製の赤旗が立っていて『キケン!』と書いてあった

長くなったので強制的に終了し次回へ・・・
2011.01.08:tnw

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