FPのひとりごと
▼女はつえーなーF
正月3日が実際の仕事始めだったのに
会社としては今日(5日)まで休みという
なんだかあまりケツのすわりの良くない日を送っている
もうそろそろこのシリーズも潮時かと思うので
ここいらへんで 極めつけの一発を蔵出ししましょう
坂東玉三郎! ・・・ ??
昔 ナボナという菓子メーカーが王貞治に
『ナボナは お菓子のホームラン王です』と言わせていたが
ラジオで 数十年前 お笑い系の芸人が これをモジって
『玉三郎は オカマのホームラン王です』と言っていた
当時は 彼?のことをほとんど存じ上げなかったので
深く意味を考えもせず 自分的にはけっこうウケていた
ところがどっこい こんな凄い芸術家でパフォーマーもいない
極論かもしれないが 女を演じさせたら女以上だ
それができるのは 女以上に女を知り尽くしているからだろう
だからといって 安易にトランスフォーム(女人化)しているのではない
生身の生粋の男が 自分と対峙しながら女以上の女を演じているのである
北野武に『ふりこ理論』なるものがある
曰く『悪いことを思いっきり出来る奴は良いことも思いっきり出来る
だから中途半端な悪や善はきらいだ』
(新潮45別冊2月号『コマネチ! ビートたけし全記録』)
この理論からいけば 彼は思いっきり“男”だ
思いっきり男だからこそ 思いっきり女を演じられるのだろう
ムキムキの体になることは男にとってはそれほど難しくはない
食事に気をつけてジム通いをすれば程度の差こそあれ実現できる
でも男が女らしい体を維持するためのフィットネスって どうなんだろう
しなやかさや柔らかさは必要だが必要以上の筋肉やスピードはいらない
さりとて体幹の強さや反射神経や持久力は絶対的に必要だ
なにより“精神のバランス”をどうやって取っているのか
そこいらへんも全部含め無茶苦茶ストイックでなければ
こんな想像を絶する世界の住人になることはできない
とまあ いっぱしのことを語っているが
私は玉三郎さんの舞台や映画をほとんど観ていない
観ていないというよりは観続けられないという方が正確か
私は女性は勿論大好きだが “女なるもの”が好きになれない
言ってることがわかんねー と言われそうだが だよねー
生臭い女性というか 女性の生臭さが嫌いなのだが
彼は 当たり前だけど その部分を女性以上に女性らしく演じる
“凄い”のだけれど “たまらない”のである
凄ければ凄いほど “たまらなさ”も大きくなるのである
まあ 一言 人間の器が小さい ってことなんだけど・・・
あらあら 新春大サービスで ギネス級の長編になってもうた
ほんじゃまた次回ということで お気楽に サイナラ!
2011.01.05:tnw
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