FPのひとりごと
▼それをいっちゃーおしめえよーD
私が尊敬し敬愛申し上げる 小田実
私が読んだ彼の著作の中の一冊のどこかに
男の職業(生き方)に関する記述があり 忘れられない一節だ
それは 確かダンテが言ったと書いてあったような気がするが
『男の理想的な生き方は 放浪 戦争 牢獄・・』 だという
出典もシチュエーションも不明なのでえらそうなことは言えないが
んんん・・・ 哲学的というのか形而上学的というのか
いずれにしても“そっから来るかー”的なグッとくる一節だ
ダンテ 全然存じ上げないが やるではないか ダンテ!
放浪 探検や冒険ではなくて 放浪 ここがいい
どちらかと言えば吟遊詩人とか托鉢とかの世界だ
なにもかも捨てて放浪の旅に出る 男の永遠の夢だ
(事情が許せば今でもバックパッカーで世界中を放浪したい)
戦争 守るべきものがあり その守るべきもののため
己が一命を懸け 他人と殺し合う
戦場は男のフィールドだ
(なぜか東映のヤクザ映画を思い出す
敵地に単身乗り込む ヨッ 健さん! 男の中の男!!
修羅場に仁王立ちの背中にゃ唐獅子牡丹が泣いている!)
牢獄 国家権力という歴史上 最強・最悪の暴力装置に
一人敢然と正義の戦いを挑み投獄されし者
生き恥を晒されても命を落とされても不撓不屈を貫く
これを男の生き様と言わずして何を生き様と言うのであろうか!
獄中の劉さん ガンバレ!
放浪 戦争 牢獄
男の理想の生き方・・・深いなーこれ
職業?としての有用性というか生産性とかが一切ないところがいい
凡人の最たるものの私には できたとしても放浪ぐらいしかないが
それとて実現できる可能性は天文学的にないところが悲しい
まっ でも これはこれだって
世界中の男がこっちに走ったら世界は全く立ち行かなくなってしまう
そこんとこを押さえつつ 次いってみよー
2010.12.21:tnw
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