FPのひとりごと

▼ナノ闘病記I-2

確かヘルペス系の手術待ちのはずなのに・・

私と同じ『膀胱結石』で しかも手術は今日だという
私なら当然のように断固抗議し撤回させるのであるが
人が良くて気の弱いおじいちゃんはベッドで呆然としていた
(この方に認知症的症状・傾向は一切ない−本人の名誉のため・・)

こりゃ私がなんとかせにゃならんかと義憤に駆られていたら
『今日 担当の看護師でーす』と何事もなったように
さっきとは別の看護師が病室に挨拶にきた
でもって おじいちゃんの手術着を見て目を丸くした

『○○さん なにしてんの!?』

なにしてんの って おいっ! 
その言葉をそのままそっちへお返しするって
朝っぱらから藪から棒に違う病名の手術だとあおっておいて
そんでもって 『なにしてんの』 はないよなー
さすがに おじいちゃんも事の次第を話をしたが
彼が言わない“怒りの部分”については私が代弁した
 
だって これ とんでもない話でしょ
今回は別の看護師が気付いたからいいようなもんだが
朝の流れに乗って しかも看護師が病名を言わなかったら
人の良いじいちゃんは なんともない膀胱にメスが入っていたかもしれない
もし おじいちゃんに認知症が入っていたら・・ メチャ恐ろしい
腕にID入りのタグをつけられているから最悪は避けられたのかも だが
それにしても 背筋がゾゾッと寒くなるような出来事であった
この一件 どっからどう見ても医療ミスの未遂だし
大げさに言えば 業務上過失傷害の未遂だ

その後 担当の看護師は この件にはまったく触れようとせず
こっちから水を向けると『なんだったんでしょうねー』って
他人事かよ おいっ!!!
結局なんの謝罪も説明もなく“なかったこと”になってしまった

みなさん わかりきったことではありますが
入院など絶対しないほうがいいですよ  骨身に沁みました



2010.12.15:tnw

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