FPのひとりごと

▼あっぱれ〜 千葉ロッテ!!の2

落合監督と西村監督 まさに好対照だ


西村監督  普通トップと言うのは我が強い
逆に言えば 我が強くなければ組織に埋没してしまう
でも この人にはそういう我の強さを全然感じない
チームのスローガンが『和』というのもそれを表している
この人の激している表情を見たことがない
だけどもチームの統制が取れていないかというとそんなことはない
柔和でちょっと気弱そうなパフォーマンスでチームを統率する
いまの若い人を引っ張っていくことの重大なヒントなのかもしれない


落合監督  知将だ すべて理詰めだ 自らの言動も計算しつくしている
そして ものすごく我が強い俺についてこいタイプのトップだ
そういう意味では『オレ流』というのは なかなか言い得て妙だ
なにを言われようとチームの勝利を最優先しているのはわかる
でも そのやり方 わざわざ孤高を貫くようなやり方はよくない
選手時代はいいだろう 嫌いならファンにならなきゃいいんだから
でも 監督では良くない 監督はいわばチームの顔なんだから
信念を貫くのはいいが 自分の考えを理解させようという努力をせんば
天才なのはわかる 男の美学みたいなのもわかる 孤高もわかる
わかるけれども 一段降りて下々にわかるように説明せんば
わからんならわからんでいい という今の態度は監督としてはおかしい
今回も負けたのは監督のせいとかチームの体質とか言ってるが
その前にやることがあんじゃねーの 敗者として
相手のロッテのことについては 今回もほとんど触れていない
敗者が勝者に賛辞を送る 社交辞令だとしても世間では常識だ
一時 マスコミとの関係が悪化し無言を貫いてた頃よりはマシだが・・


私 これだけ悪口を言いながらも落合博満が嫌いにはなれない
同じ天才として(クワッハハハハハ)シンパシーを感じる(ってか)
冗談はマイケル・ジョーダンにダンクシュートしてもらうとして
監督・落合博満を考えるとき 対極にいるような監督・西村徳文
今回 この対比は ほんとにおもしろかった
2010.11.09:tnw

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