FPのひとりごと
▼だっから言ったじゃないの!C
その後 私には何の処分も下されなかった
たぶん 検事の勘違いと私のプチ天然とタイミングのおかげだ
私が勘違いをせずに 『前歴はありません』 と言い
自転車を量販店から買うタイミングが ちょっとズレていたら
それは 当時の会社の給料日とかと関連するわけであって
私のやったこと→ 罪 とはなんの関係もないのに・・・
と思うと ぞっとする いまでも
真逆の厳しい処分が出ていた可能性は否定できないからだ
人が人を調べて 人に罪を問うことというのは
ことほどさように困難を伴うことだと痛感したのであった
こんな本来的に難易度のチョー高い仕事をしているのに
さらに検事には“社会的なレッテル”がペタっと貼られる
高潔で 正義感に燃えていて 悪を見逃さない みたいな
だけども元をただせば ただの一人の法学部の学生だ
成績が優秀だったので司法試験に合格し検事の道を選んだ だけだ
検事になったからって 直ちに高潔になったり正義に燃えたりはしない
でも人は 職業によって人にレッテルを貼らないと生きていけない
学校の先生が猥褻なことをしたり 検事が証拠を改竄することを
最初から想定していれば 社会生活が成り立たたなくなるからだ
レッテルを貼らなければ 安心して子供を学校に送り出すことはできない
最初から そういう“レッテルの上の安心”で成り立っているのが社会だ
だから ほんとは 検事が違法なことをしたり 先生がスケベでも
それはしょうがないことで 文句を言う筋合いのことではない
職業倫理なんてのは その職業についてから自分で養っていくもんだ
な〜んて いっぱしのえらそうなことを言えるのも
全然 えらそうじゃないことを やってきたから言えるので
次は その辺のことを・・・
2010.10.02:tnw
⇒HOME
copyright/tnw
powered by samidare