FPのひとりごと

▼世界の脅威

私は右翼ではない
学生のときに左に振れていた分だけ
右に戻りつつはあるが 断じて右翼ではない
しかし 菅政権は国賊だと断じる

ひとんちに窃盗に入ったコソドロが
見つかって車で逃げるとき パトカーにぶつかって捕まった
窃盗未遂と公務執行妨害で現行犯逮捕 疑いの余地は全くない

ところが犯人の親が地元の名士で成り金で実は裏稼業の親分
表から裏から あらゆる手を尽くして捜査に圧力をかけ
『あれは おれんちだ おれんちで何をしたっていい』と開き直り
そのうち無関係の一般市民を拉致までして横暴の限りを尽くす
しかし そこは腐っても鯛?司直が法を曲げるわけはない
と信じていたら なんのことはない あっけなく無罪放免
しまいには 犯罪者が謝罪と損害賠償を要求って  おいおい
なんやねん これ あほかいな ありえへんやろ


のび太君は ジャイアンやスネオにいじめられても
最後は ドラえもんに助けられるからストーリーになるのに
今回 ドラえもんは知らんぷりだけならいざしらず
ジャイアン軍団に白旗を揚げ 戦わずして降参した
当たり前のことを 当たり前に主張せずに 引き下がった
国内問題とシカトするなら 筋を通せばいいのに それもしない
国家の威信とかは勿論だが 国家の主権を蹂躙されても引き下がった
なにをそんなに怖がり なんでそんなにあわてふためる必要があるのか
敵だって振り上げた拳の落としどころを探しあぐねていたのに
米国も 敵の牽制と自国の国益のためとはいえ
軍事的バックアップを公式に約束してくれているのに
天下に へタレをさらしてしまった ジャイアンのパシリだ 一生
外交音痴とか言う前に お前ら 日本人か? と言っておきたい
世界中のどんな小国であっても こんな“へたれ”な対応をする国はない
“あほらしい”を通り越して 無力感にさいなまれてしまう

冷戦後 米国は唯一の超大国として 世界に君臨した
よしゃーいいのに 他国にもいろいろとちょっかいを出してきた
そこんところは 今の彼の国と大して変わりはしない
しかし米国には 民主主義・自由主義という大義(足枷)があり
議会・マスコミのチェックがあり 彼らなりの正義もあった
(イラク戦争で その大義も正義も崩れてしまったが・・)
ところが彼の国には 覇権と国益しかない
しかも決定権は少数の指導者がすべてを握っている
たぶんいずれは米国をも凌駕するつもりなんだろう
私は忘れない
70年代初頭の国交正常化前
彼の国のスポーツ選手は『友好第一 試合第二』と言って
それはそれはご立派な態度で どこでも終始笑顔を絶やさなかった
立派なもんだと思っていた 当時は
でも いま思えば もちろんあれも国策=やらせ だったんだなー

米国もEUも地盤沈下していく中 世界の脅威であることだけは
どっからどう見ても まちがいない
2010.09.25:tnw

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