FPのひとりごと

▼奈良ロール??C

最近 山下達郎の名前を聞かない さっぱり
勿論 音楽活動は しっかりなさってるんだろうが・・

山下達郎は アメリカンポップスの大家であり体現者でもある
しかし そのアメリカンポップスは 古き良き時代のものだ
山下達郎は その血脈を生かし 彼独自のポップスを作り上げてきた
私 実は彼の音楽が好きで アルバムも何枚か持っている
(嫌いなところは 竹内まりあ を嫁さんにしたことだ!)

彼は ときどき歌詞100%英語の曲を作って歌う
完璧主義者の彼は 英語の指導者までつけてしまう
そうやって歌う彼の英語・・ 雪村いずみ に似てる なぜか
“日本人の英語”としては そりゃー完璧なんだろうが
残念ながら 我が耳には英語に聞こえない


最近は 帰国子女やハーフ系が生の英語を聞かせてくれることが多いが
純粋の日本人が メディアで生の英語を話したのは小林克也が最初では?
たぶんもっと前にもいたのであろうが 私の記憶ではそうなる
彼の英語は 私がFEN(極東放送)で聴いていた英語と全く一緒だった
なかなか日本人が超えられない一線を 彼はいともたやすく超えていた
特に“R”系の巻き舌は 日本人にはなかなかできない芸当だが
彼は それを みごとにやってのけていた 

変な話だが 山下達郎に ある種の“演技力”または“やまっけ”
これがあれば 違う意味での完璧な英語の曲になっていたと思う
なんか そこんところが一つの境界線のような気がするのだが・・
2010.09.21:tnw

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