FPのひとりごと

▼“石川遼のような・・”って?@

イメージ先行型のCM戦略っていえば

美容 サラ金 保険 それに最近は弁護士業界ってとこか

美容は 最後の(美しくなったという)結果が求められるわけで
結果のイメージを最初にCMで強調するのは 考えてみれば当然だ

サラ金
全盛期は CMに お地蔵さん 姫と家来 宇宙人 まで登場して
イメージアップのために 業界全体が躍起になっていた
ここは 業界自体が地盤沈下して いまや見る影さえない

ちょっと前までは 弁護士事務所のCMなんて想像もつかなかったが
『過払金の返還請求』という“金のなる木”を見つけちゃったもんで
『ジュリスト』の衣を脱ぎ捨てて サラ金業界ばりのイメージ戦略
そんでもって痛めつけてんのがサラ金って・・ちょっとできすぎ
貧すれば鈍する なんて言いたかないが・・ 見苦しいねー

サラ金業界にしろ (一部の)弁護士業界にしろ
ここでイメージアップしなけりゃならんということは
なにか まじまじ見られたら困るようなことがあんじゃねーの
と 斜に構えて 勘ぐってみたくなる 

サラ金業界は こりゃ言うまでもない
バカ高い金利でバンバン貸し ムリムリ回収して ジャンジャン儲けてた
こんな実態を隠すためには そりゃCMでイメージアップするしかない

弁護士業界には 宇都宮健児氏(現日弁連会長)のように
社会正義のために相手がどこであろうと徹底的に戦う尊敬すべき法曹がいる
というより ほとんどの弁護士は高潔な志で職務を全うしている と思う
が 一部は 手っ取り早く確実に儲かる方へ群がる
同じ多重債務者でもサラ金には手を出し ヤミ金に手を出さないのはナゼ?
それは言いたくないんだろうなー やっぱりCMは必要だ

石川遼・・・ 次回からっつーことで

2010.09.10:tnw

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