FPのひとりごと
▼恥ずかしいのは誰なんだ!?@
鳩山首相と小沢幹事長がW辞任なさった
世論の流れと急降下の内閣支持率では当然の帰結だろう
小沢さんは多数派工作で院政を敷いて生き残るのであろうが
鳩山さんは オウンゴール2発で自爆したみたいなもんだ
今回は民主党にも首相にも政権担当能力がなかったことを
はからずも白日の下にさらす結果となったわけであるが
これは一言で言えば民主党の“野党ボケ”が原因なんだと思う
自民党というにっくき巨大なカウンターカルチャーに
正面から対峙している間に 自分にも実力があると錯覚しっちゃたねー
のぼせあがっちゃって その気になっちゃったわけだ 実力はないのに
脱官僚の心意気は そりゃーたいへんけっこうではあるが
官僚はいわば国有のシンクタンクなわけで しかもとびきり優秀だ
官僚丸投げはこりゃいかんが 官僚を利用しなければ政策は実行できない
そんなこともわからずに 政治主導などと鼻息を荒くしていたわけで
事業仕分けで多少“へそくり”が見つかった? ちゃんちゃらおかしい!
『鳩山』 『小沢』 『民主党』 が批判の矢面に立っている
ヘマをやらかしたんだもの そりゃーやむをえまい
でも ちょっと待てよ・・
こやつらに 責任を全部おっかぶせてしまっていいんだろうか
例えば 普天間問題
きっかけは 沖縄の過重な負担という国内問題であったが
それが 安全保障 日米同盟 の問題へとつながっていった
鳩山さんは 迷走に迷走を重ねた挙句 結局 元の日米合意に
戻ってしまったわけで 天下に無能をさらけだしたのであるが
それは 我々国民にも突きつけられた問題ではないんだろうか
我々がどこまで真剣に国防を安全保障を日米同盟を考えたんだろうか
首相の首を挿げ替えるだけですむ問題ではない
2010.06.03:tnw
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