FPのひとりごと

▼感動した! 泣いた!

野球の試合を見て泣いたことはなかった いままで
ひいきのチームが勝てば嬉しいし 負ければ悔しい
どっちにしたって 感情は高ぶるが泣くほどのことではない

しかし 昨晩の巨人−広島戦は試合の途中からウルウルきていた
恥ずかしながら 谷のヒーローインタビューでは大泣きしてしまった
なにっ!
歳だから涙腺が弛んでんだろうって? 否定はしません
でも 一人の“永遠の野球少年”の追悼のため
男達が“戦友”への哀悼の念をユニフォームに包み
悲しみと無念をエネルギーに変え 固い決意で臨んだメモリアルゲーム
そのプレーの一つ一つに魂がこもっていた

ファールフライを追っかけてスタンドに飛び込んだ小笠原
(小笠原は3回の同点打も逆転の口火となった8回の四球もすごかった)

逆転ホームランと執念の進塁打を打った阿部

球に食らいついて3安打しチャンスメークに徹した松本

そして 同級生の供養のためにはチームの勝利しかないと
気迫のバッティングで逆転満塁ホームランを打った谷

んんん なかなかお目にかかれないすばらしいゲームであった

お立ち台の谷が 最後に感極まって泣いた こらえきれずに泣いた
あれは いろんな人たちの思いが凝縮された涙だった・・

人間誰でも必ず死ぬ
その事実からは逃れようがない
でも 死に時?というのはあるような気がする
逆に言えば 死んではいけない時もあるような気がする
木村拓也は死んではいけなかった
まだまだこれからの人だった

現世は無常だ・・・



P.S.
最近 涙腺の弛みがひどくなって困っている
TVのCMでさえウルっとくることがある
ちょっと前ならファンケルのCM
単身赴任のお父さんが日曜日に帰宅し
後ろ髪を引かれる思いで乗った電車の中で
幼い子供のつたない手紙を読んでるシーン・・
もう だめだ
最近では どっかの保険会社のCM
思春期に母親に反抗する娘
不安を抱えながらも娘を信じ続ける母親
ボロボロの娘を変わらぬ笑顔で迎える母親
そして笑顔の卒業式・・
もう だめだ
泣かそうと思って作ってるCM
それにまんまとはまってしまう・・
もう だめだ




2010.04.25:tnw

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