FPのひとりごと
▼えーかげんにしとき!A
私がリハビリに通う公立の総合病院には
入口の真ん前に障害者用の乗降用ゾーンと停車スペースがある
乗降用ゾーンは3〜4台分 停車スペースは1台分確保してある
その一帯の後方にタクシーの停車スペースが2台分とってある
であるからして 一般の方は本来は入口付近での乗降・停車は不可なのだが
まずタクシーが障害者用の乗降ゾーンに入ってくる
でも乗客は高齢者の方が多く ドライバーもわきまえているので問題ない
次に一般の車両が障害者用のゾーンに入ってくる
これも高齢者や妊婦さんの乗降なら問題ないどころかウェルカムである
しかし
スタスタと軽快に歩ける方が堂々と障害者用の乗降ゾーンをお使いになる
乗降だけならまだしも停車どころか長時間駐車していかれる方さえいる
ここまでやられると さすがに何をか言わんや となる
スペース全体に余裕があるのなら 別に何も文句を言う必要はないが
残念ながら いつもギチギチで停車するのも一苦労の状態ばかり
そこに一般の車両が堂々と駐停車されているのを見るとカチンとくる
先日 リハビリの帰り
家内が乗降ゾーンに空きがないので 通路に“空き待ち”で停車していた
狭い通路で後続の車のジャマになるので 空いていたスペースに停車した
そこは確かに余裕のあるスペースではなかったがギチギチでもなかった
左隣は身障施設の車両で 右隣は一般の車両だった
その一般車が乗降を終えて帰路につこうとしていたが
こちらに向かって 『出られないんですけど・・』と言ってきた
眉間にしわを寄せて 明らかにイライラした口調で言ってきた
どう見ても普通にハンドルを切れば余裕で出られるし
仮に前進が難しいとしても バックして切り返せばなんの問題もない
どうも その“おばさん”は鼻先に停車されたことにムッときたらしい
冗談じゃない!
ことさら弱者を強調する気など毛頭ないが
ここは障害者が優先的に使用することを許された数少ないスペースだ
そこに勝手に入ってきておいて邪魔になるはないだろう
『バックすれば出れるでしょう!』と言ったら
こちらを向きもせず ムッとしたままバックして出て行った
自分もできていなかったのに お願いするのは筋ではないが・・
ほんのちょっとでも相手の立場に立って考えてもらえれば
少なくとも 心のバリアだけはフリーになるのにねー
2010.04.21:tnw
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