FPのひとりごと
▼脱サラ物語O
サラリーマン時代
勤務が終わってから講座に通い(日商)簿記3級を取った
経理に強くなっておきたいという思いもあったが
営業で経営者とコンタクトするときに
経営がわからなくては経営者と“差し”で話せない
差しで話すには 簿記的アプローチが必要と考えたからだ
勉強して B/S P/L 貸し方・借り方 勘定科目・・
頭の中で“なんとなく”理解していたことが
体系的 理論的に理解できるようになり営業の武器にはなった
でも
簿記がわかったからといって 経営が理解できるわけではなかった
考えれば当たり前のことで 簿記をやって経営を理解できるなら
経理担当の事務職は みんな経営コンサルタントということになる
極論になってしまうが
経営を理解するには 経営を実際にやるしかない
経営者になれば よほどの“お飾り”社長でもない限り
日々 経営の厳しい現実と向き合わなければならない
向き合っていれば 経営実態はいやでも見えてくる
見えてくれば 会社を倒産させないように 赤字を出さないように
利益を少しでも多く出せるように 永く会社が続けられるようにと
経営者は粉骨砕身・全身全霊で仕事(経営)をする
そうしていれば会社の勘定は机上の数字ではなく体内の血液となる
赤字・倒産は出血・死亡を意味する 経営は言わば命脈というわけだ
だから たとえボンクラ社長のドンブリ勘定だとしても
ドンブリの中に 何が どれだけ入っているかは体感している
勘定はカラダの一部なんだから当然の話だ
私の脱サラ(経営)は通算9期で終わりを告げられてしまった
でも 我が人生において貴重な体験をさせてもらったのは間違いない
誰もが体験できるようなことではないからなおさらだ
創業時の壮絶な艱難辛苦を思えば 多少の躊躇はあれど
その気がある若い人には 脱サラ・独立をドンドンしてほしい
面の皮が厚くなるだけでなく 肝もドーンと据わる
なんてたって 儲かって節税を考えているときほど幸せなことはない
PS 節税ならFP(It's me !)にご相談あれ・・・!!!
2010.04.17:tnw
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