FPのひとりごと

▼恋の鞘当?!I

夏休みに親友が遊びにきた 長逗留になる

夜 カフェバーみたいなとこに飲みにいった
女の子が二人で入ってきて 我々の隣に座った

一人は ケバいが見た目は○(昭和版ギャル?)
もう一人は かなりフツーの女の子(フツーはスルー)

さっきからこっちを“チラ見”してる
どう見ても“ナンパ待ち”にしか見えない
ここで期待に応えねばオトコではあるまいと
ごくフツーに声をかけたら ごくフツーにオチた
需要と供給がみごとにマッチしていた結果だ

当日は“なにごと”もなく終わった
特に深追いするような“タマ”でもなかったので帰った


翌日の夕方 オレはバイト先の大型家電店にいた
職場に『ほーー』という声にならない男達の溜息が漏れていて
その溜息の伝播が こっちに近づいていた気がした
なんだろうと思って見ると どハデでケバいネーちゃんが
白い剥き出しの足で 売場を闊歩なさっていた
そんでもって彼女が俺に向かって手を振ってるではないか
なんと誰あろう昨日ナンパしたネーちゃんだった
会話の中で ちょろっとバイト先を言ってしまったようだ
『飲みに行こう』と言われた “ヤル”気マンマンだ
ここで期待に応えねばオトコではあるまいと 快諾した

オレのバイトの終わりに合わせて待合せ夜の街に繰り出した

2010.02.19:tnw

HOME

copyright/tnw

powered by samidare