FPのひとりごと
▼恋の鞘当?!D
『お泊り』事件後 我が身辺はかなり騒がしくなる
まずは“宿泊者”の彼氏である○○君から
『殺してやる!』という物騒なコメントが遠まわしに聞こえてくる
気持ちはわからんでもないが 冗談じゃない 利用されただけだ 俺は
手を出してしまったんなら それなりに受け止め方もあろうが
情けないことに手も出せず ベッドを貸してあげただけのに
なにが悲しゅうて恋敵か間男として殺されにゃあかんのか 間尺に合わん
彼女がオーバーに語ったのか 彼氏がフライングしただけのか
とにかく窮地に陥ったことだけはまちがいなかったようだ
とは言っても『ボクやってません』と言訳して回るのもヘンだし
彼女のプライドだってあることだろうと 何もせずにいた
それが逆によかったようで・・・
“事件”から2週間後ぐらいの ある日 またノックの音
ドアを開けると ○○君が立っていた
ヤバっと身構えようとする前に 一言『ゴメンナサイ』
女性の声も聞こえたと思ったら 彼女も後ろに立っていた
とにかく身の危険だけはなさそうであったので
二人を中に招き入れて話を聞いてみたら・・
最初に動いたのは業界の女性陣の連携であった
日頃は商売上のライバルで 派閥もあるんだそうだが
こういう複数店舗にまたがる業界人の色恋沙汰には
この“連携”が機能し みごとな一枚岩になる んだそうだ
ここに逆らったら 少なくとも近隣を含めた界隈で仕事はできない
で
3人並べて事情聴取された
『○○君 △△ちゃんと浮気した?』
『はい』(有無を言わせぬ迫力があると思っていただきたい)
『△△ちゃん まちがいないわね?』
『はい』
『□□ちゃん(張本人) NABEちゃんと浮気した?』
『いいえ 泊まりましたがなにもありませんでした』
聴取はこれだけだったそうで ネタはもう割れていたらしい
最後に大御所から一言
『いくら水商売だといっても 人の道に外れることはおやめなさい!』
この一言でで二人のヨリは戻り 私も刺されず 一件落着のはずでしたが
ここからのまったく予期せぬ展開が私を悩ますことになるのでした
2010.02.14:tnw
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