FPのひとりごと
▼トラウマB
バイオリズムというのは
複数の指標で構成されているが
全ての指標が下降し“どん底MAX”なんて時が
長い人生の中で何度かはあるんだと思う
このときの私がまさにそんな感じであった
どちらかと言えば楽天的で物事を深く考えることなど
ほとんどなかったのに この時はちがった
留年 就職失敗 親との断絶 彼女との別離・・・
そうして辿り着いてしまった吹き溜まりのような住まい
“役者”が揃いすぎ心底落ち込みました
昼間も蛍光灯を点けていないと薄暗い部屋に
一人でポツンと佇んでいると
人生の悲哀っちゅうもんをいやというほど実感させられました
この“どん底アパート”は奇妙な住人の宝庫でした
隣には詐欺師(数ヵ月後に逮捕されました)
前には新興宗教にはまった若い女性(絶世の美女)
下には“訳あり”で部屋から一歩も出ないおばさん
こんな環境が嫌いでない自分がいるのに
テンションがどん底MAXでのこの環境は
さすがにまだまだ青二才だった私にはこたえました
『もーイヤッ こんな生活!』(小松政夫のギャグ)
2009.11.30:tnw
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