FPのひとりごと

▼永遠のマドンナH

楽しい時間というのは永遠に続かない
そんなことは誰にもわかっていることなのだが・・
我が青春のマドンナとの別れ−これだけは考えられなかった

それは ある日突然やってきた
私が一番恐れていた そう 結婚が決まったのであった
彼女からそれを唐突に聞かされたとき
『おめでとう・・』 と声を絞り出したが
心の中は 強烈なハリケーンが吹き荒れていた
誰が考えたって明日をも知れぬ貧乏学生と
7歳年上で どこから見ても完璧な女性とが
“ハッピーエンド”になるわけはない
そんなこたー言われなくたってわっかってらー
でも でも でも ・・・・・
その晩は あまり飲み慣れない日本酒をいただいたが
味など全然わからず いくら飲んでも酔えなかった

K子さんは そんな俺の姿を見て
『今度 のみに行こう!』って言ってくれた
優しさが身に染みて 今度は酔いが回った


その晩 アパートで泣き明かした 一晩中
2009.11.10:tnw

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