FPのひとりごと
▼ごく私的な好き嫌いEのつづき
落合博満
監督になってからちょっと変だ
かなりの違和感を感じる
プロ・スポーツなんだから
勝ち・負け がすべてで強けりゃいい
そりゃーそのとおり それに文句はない
実際 中日を強いチームにして
毎年 優勝争いに絡んできている
日本一にもなった
“オレ流”のマネジメントと選手育成は
選手時代といっしょで 見事!というしかない
でも
最近の彼には スポーツマンとしての潔さがない
CS開幕戦前 原監督は彼の目を見て握手を求めたが
彼は それを無視して“あっち向いて”握手した
相手の目を見て堂々と宣戦布告すればいいのに
本心はわからないが 相手チームに対する尊敬の念がない
巨人がペナントで優勝しても CSを勝ち抜いても
巨人をたたえるコメントを絶対しない
負けたときは素直に負けを認め 相手をたたえるのがスポーツマンシップ
ドラゴンズのちびっこファンが あんな態度とコメントに
どういう思いをして育っていくのか 考えてほしいものである
マスコミ嫌いも ちょっと困ったもんである
確かに一部のマスコミは 理不尽なことを勝手に書く
ましてや 天才のやることを理解できない記者は多い
だからといって 『なにもない』『勝ち負けがすべて』と言って
まともなコメントを発していかないのは許せない
マスコミの外側には 多くの野球ファンが存在する
その中には 当然ドラゴンズファンもいる
ファンは負けた理由 次戦に向けての戦い方を知りたいもの
それをないがしろにしてプロスポーツは成り立たない
野球の本場 アメリカから来たボビー・バレンタインの
ファンを大事にする姿勢・コメントこそプロフェッショナル
もう一人の天才監督 野村克也
彼は落合とは正反対だ
マスコミをうまく利用している
ほんとは狡猾で腹黒いのにマスコミを味方につけて
その外側にいる野球ファンにもうまくアピールしている
今回の更迭劇なんかはいい例で 同情票を一手に集めた
おまけにちゃっかり終身名誉監督の“ボーナス”までいただいた
落合に野村になれとは言わない
でも 見習うところは見習うべきだ
いまのままでは 選手時代の栄光が地に堕ちてしまう
2009.10.27:tnw
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