FPのひとりごと
▼青春のキネマF
中学生の男の子にとっては
かなりハードな日々であった
意思表示がハッキリできなかった
という弱い自分自身の問題があるにせよ
やりたくもない生徒会に無理無理引っ張り込まれ
徹底してやりたかった部活=バスケができない
いつの間にかレギュラーをはずされ
控えの中でも 出番がほとんどなく忘れられた存在に
結果的にシーズン最後となってしまったゲームで
ゲームセット間際の登場での痛恨のシュートミス 敗戦
何をしてるんだろうと 強烈に責めた 自分を
そこには 優等生を演じ続けていた孤独な“僕”がいた
ありのままの自分をさらけ出せない勇気のない“僕”がいた
理由はわかっていた
小学校の高学年でうけた教師からのパワハラが原因だった
まじめであることが唯一のアイデンティティーだった僕が
目覚めて“普通の”自分にシフトチェンジしようとして
はじけかかったとき それをののしりブロックしてきた教師
幼い心が捻じ曲がった
そして また心をブロックして 貝になってしまったいた
2009.10.20:tnw
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