FPのひとりごと

▼青春のキネマC

生徒会の副会長にさせられてしまった 僕
練習に出られなくなることが多くなり
新人戦のレギュラーから漏れてしまうのである

このレギュラー選びがひどい!
顧問は 部活の練習に顔を出したことはない
でも さすがにレギュラーの人選は顧問の仕事
じゃあどうやって人選したかというと
ドリブル ランニングシュートなどの“テスト”をしたんだって
それで 上位から順にレギュラーを選ぶって・・・絶句
バスケに“個人戦”はないんだし無意味だと思うんだが
とにかく 僕のいない間にテストが強行されレギュラーが決まってしまった
ポイントガードとしては イイセンいってると自負していたので
聞いたときは こりゃーまーどえらいショックを受けたのでした
結果を聞いた先輩部員が顧問に僕を推薦してくれて
なんとかレギュラーに入ることだけはできたが
それ以来 主戦でプレーすることはほとんどなくなってしまう
フォーメーションとかの大事な練習にほとんど出られないんだから
やむをえないことではあるのだが 忸怩たる思いを引きずった

生徒会の方は 副会長は3年になれば会長を目指す
みたいな変な慣習があり 僕にもそのプレッシャーがかかった
もちろんやりたいわけはないのだが “いい子”の僕は
またまたそのプレッシャーに負けてしまう
主体性なんちゅうもんが全然なかったころだ
というより自分の殻を破れずもがきながらも流されていた
で よしゃーいいのに立候補して対立候補に大敗して議長に選任される
恥の上塗りを絵に描いたようなアホらしい結末 なさけない

悲劇はまだまだ続く
2009.09.29:tnw

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