FPのひとりごと
▼ごく私的な好き嫌いBのつづき
桑田桂祐
この人も私と同世代・同年代だ
“団塊”と“新人類”にはさまれ
世間に対して“シラケル”しかアクセス方法を持たず
頭の中には いろんな欲望がうようよと渦舞いていて
誰もが そのはけ口を探してウジウジと葛藤しているときに
彼は現れた どさくさにまぎれて現れた
衝撃的だった
彼はなんのてらいもなく 渦巻く欲望・葛藤を
“どストレート”で表現してきた
ああこんな方法があるんだと 目から鱗が落ちた
サザンの曲はなんでもありだ
エロ グロ ナンセンス シリアス コミカル ダンサブル
ロック フォーク 演歌 ブルース R&B レゲェ ラテン・・・
彼がそれを表現してくれるおかげで
我々の世代は“ガス抜き”をすることができた
へたすりゃどっかで大爆発してたものを・・
“色物”でも十分なインパクトだったのに
実は“本物”だったときの驚き
押しも押されもせぬbPシンガーだと思う 私は
それなのに いつも自然体
演じつづけるカリスマとは全然ちがう存在
いくつになってもステージに立ちつづけてほしい
愛してます 桑田桂祐
2009.09.15:tnw
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