FPのひとりごと

▼貧乏の楽しみB

当時千円弱残っていれば
まず買えるだけインスタントラーメンを買った
もう覚えてはいないが相当数の袋入りラーメンが買えた
このラーメン非常に便利に使えるのだった
普通に煮て食うのもよし ラーメンライスまたよし
煮ないでポリポリやれば“おやつ”や“つまみ”にもなる
これでまず“副食”に関してはOKだ
リアルに1円もない場合はこれもできないが・・

次にアパート中を“托鉢”にまわる
別に袈裟を着るわけではないし
深刻な表情を“つくる”わけでもない
ここがポイントなんだが ごく“ナチュラルに”
『米(野菜・卵・・・)ちょうだい!』と
できるだけ“カワイク”“明るく”笑顔でいう
そうするとだいたいは『また使い込んだのか!』と
あきれられながら 苦笑されながらも
しょうがないやっちゃのーと めぐんでくれる
そして飛び切りの笑顔で『ありがとう!!』をいう
当時住んでいたアパートは半分が女性だったが
我が美貌のせいなのか 母性本能をくすぐるピュアさなのか
その辺は定かではないが 女性からの“おめぐみ”は
量も中身も男より数段上であった ハハハハ
もちろんパチンコで大当りしたときなどは
大盤振る舞いでお返しした こんなもんじゃとても足りんが・・

これでだいたい生きていける目処はたつのであるが
さらに食生活をグレードアップする方法があるのだ

2009.08.04:tnw

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