FPのひとりごと
▼サイレント・マジョリティーの悲鳴
FPという仕事は
一般の方々にはなかなか理解しづらいもののようで
『お仕事は?』
『FPです!』
『・・・あっあ〜 FPですか・・・』
ここまでで会話が終了した場合(全体の3割程度)は
相手の方は絶対“FP”をご理解なさっていない 残念ながら
『FPってなにをするんですか?』
って聞いてくだされば 私 口角泡を飛ばして
FP業務についてていねいにご説明いたします
そうやってはじめてFPを理解していただける場合が多い
だいたい“業界”においても未成熟な点がまだまだ多い
資格者は山ほどいるが 開業して生計が成り立っているとなると
“山”は幼児が公園の砂場でつくる“山”程度になってしまう
リーマン前は“資産運用のプロ”もどきがうじゃうじゃいたが
いつのまにか“雲散霧消”状態 クライアントに顔向けできない
などというFPもかなりいらっしゃるんだろうねー
最近 なぜか なんとなくFPってどういうことをすんの?
ということを遠回しに聞いてくる知合いが多くなってる
『資産運用で最低でも○千万とかの仕事しかしないんでしょ!』
などとのたまいながら なにかさぐりをいれてきている
そりゃーそんな仕事ばっかりなら うれしくて仕方ないんだけど・・
連中はなかなか本音を言わないが どうも察するに
“家計の収支改善”もっとズバっと言えば“生活苦からの脱却”を
FPがアドバイスしてくれんの?っちゅうことを聞きたいんだな これが
それは積極的にやりますがな 少なくとも私みたいなFPは!
そのかわり“赤い”こともちゃんと教えてくれれば
我々庶民派FPも現実的で一番有効な解決策をしっかりアドバイスします
なぜか敷居が高いと思われているFP業務ですがそんなことは全然ない!
住宅ローンの返済期間延長・借換え から 奨学金の借方まで
ものすごく幅広くすぐに実践できる現実的なアドバイスを
めちゃ格安な料金で(場合によっては無料で)やらしてもらってます
しかしまあ オイルショックやらバブル崩壊やら
いろんな経済危機を実体験してきたが
名目も実質もこんなに酷いエコノミック・クライシスは初めてだ
世界的にも国内でも全部が景気悪いんで逆になかなか見えてきてないが
一法人や一個人への経済的悪影響で こんなに酷かったのは今までない
法人も個人も“懐具合”は相当悪い 隙間風がピュ−ピュ−だ
我々のような末端の“防人”には
サイレント・マジョリティーの悲鳴が聞こえてくる 津波のように・・
2009.07.16:tnw
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