FPのひとりごと

▼虚飾と孤独の半世紀

最近のマスコミはもっとましなネタがねーのかよ!
と 思わずツッコミを入れてしまいたくなるような
マイケル・ジャクソン(以下MJ)死亡報道の加熱ぶり
連日トップニュースでなにやらかにやらやってるが
もういいよ スリラーもムーンウォークも飽きた

彼がすごいエンターテイナーであることは誰も否定ができない
歌もダンスも含めて『KING OF POP』であること
それも 飛びぬけた存在であったことは間違いない
あのムーンウォーク あれどう見ても人間業ではない
それは 誰もが認めるところではあるが・・・

あの脱色した不自然な純白の顔の上に
昔の面影などどこにもないような奇妙な顔のパーツ
黒人が絶対ならないであろうストレートヘア
自宅に核シェルターやら遊園地をこさえて友達は“サル”って
誰も言わないなら 私が言う

  『あんた へんだよ!』

死者を鞭打つような悪趣味はないし
MJの業績を否定するわけではない
でも おかしいものはおかしいと言わねば
ジャクソン5のときの 兄4人の前で歌うMJ
ちょっとぷっくりの体型がかわいかっったのに
サプリメントでやっと生きていたかのような最近のMJ

まだ黒人差別が色濃く残っていた時代にデビューし
DVも受けていたのではという報道さえあり
決して恵まれた幼少期を過ごしていたとはいえないと思うMJ
それが彼を奇妙な行動に駆り立てていったのだとすれば
同情の余地がまったくないとは言えないが
中年の域に達して この期に及んでまだ己のバカさに気付かんとは
同年代の仲間としては『情けない!』の一言
自分の周りを遊園地とセキュリティーと小児で固めて生きるより
その命尽きるまで世界中を回って子供達に勇気と希望を与えてほしかった

MJ おまえならできたのに・・・



2009.06.30:tnw

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