FPのひとりごと
▼木に竹を接ぐ@
中国というのは
とことん不思議な国である
統治は共産党一党独裁でやってるが
共産党のドクトリンであるべき共産主義は
今の中国のどこを探しても出てこない
逆にアンチテーゼであるべき資本主義社会よりも
農民や民工に対する差別的対応(搾取やないかい)が顕在化している
共産主義を捨てた共産党という名の特権階級が支配する国家だ
でも キューバや北朝鮮と違い資本主義をうまく取り入れている
改革開放路線などと言ってるが さすがに資本主義とは言えないわな
名ばかりとはいえ 共産党を名乗っているからには
口が裂けたって 資本主義の名前は出すわけにいかない
このあいだ TVでコメンテーターの話を聞いてびっくりした
一応共産主義国家だから 土地はすべて国有で私有はできない
でも その土地の上に立つ上物は私的所有物だという???
じゃあ土地の権利関係はどうなるのかと思ったら
なんと 50年の定期借地権で国から借りるんだって
mmmmさすがに 二の句がつげない
50年の定期借地権 って言われてもねー
中国に登記の制度があるのかどうかは知らないが
普通は あぶなっかしくて とても商売などできゃしない
だって いつ国に接収されるか気が気でない よね
いまや 世界経済の救世主となり
GDPも日本を抜き世界第2位にならんとする大国 中国
でも・・ いくらがんばっても 木に竹は接げない
(つづく)
2009.06.06:tnw
⇒HOME
copyright/tnw
powered by samidare