FPのひとりごと

▼裁判員制度に思うC

国家権力の横暴が
冤罪につながるわけであるが
足利事件のほぼ冤罪(再審前なので)も
まさに国家権力の横暴そのものが招いたものだ!

事件の詳細はみなさん知ってると思うので
多くを語る気はないが
国家権力が無実の人を殺人犯に仕立て上げ
無実を証明すべき司法も大きな過ちを犯し
17年もの間 一人の人間の自由を奪い
一生 殺人犯の汚名を着せて
真実が闇に葬られるところであった
今回は たまたまDNA鑑定の技術が進歩し
再審請求が認められたからいいものの
再審請求自体は 日本ではあまり認められない傾向にある
だとすれば 菅家さんの冤罪は“たまたま”の産物とも言えなくはない
これが氷山の一角だなんて 恐ろしい 実に恐ろしい

国家公安委員長が声明を出していたが
あまりの身内びいきに あきれてしまった
当時としてはベストを尽くした だからしょうがない
というようなニュアンスのことをおっしゃっていた
おい おい おい あんた何様なんだ!?
しょうがないですむようなことかよ!
そんなんですんだら警察はいらねーよ??!!
ああいう声名を平気で出せる体質が残ってるってことは
同じような冤罪がまだまだこれからも生まれてしまうという証拠

明治 大正 昭和 と綿々と流れてきた“お上”の体質が
まだまだ日本には 本流として残ってるんだね
2009.06.05:tnw

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