FPのひとりごと

▼シカトしたら?!B

いま 世界中を見渡しても
独裁政権で 政権を世襲をしてる国はない
キューバは 兄→弟で世襲とは言わんでしょう
唯一 世襲にこだわると言うか
世襲しなければ国家の存在意義がなくなってしまう国
それが 我が隣国の“困ったちゃん”!!

“王様”は二代目故にいろいろ大変だったと思う
初代は 実際に革命に関わって“実績”があるが
二代目には血縁以外に頼れるものはなにもない
しかも革命第一世代と言われる初代の仲間たちが生きていて
立場上奉ってはくれるが 誠にけむたい存在でもあるわけで・・
実績がなくとも カリスマ性は不可欠なので
妙な“作業服”を着てみたり サングラスをかけて
外見で カリスマ性を演出しては見るが あまり効果はない
王様には独裁者に必要不可欠な演説の巧さ・凄みもない
初代が亡くなってからは苦労の連続だったと思う

王様は親衛隊に守られながら毎晩悪夢を見ている のかな

ルーマニアのチャウシェスク
東独のホーネッカー
あまりに悲惨な独裁者の最期・・・
自分の影が彼らの影にどうしても重なってしまう
つっぱり続けるとフセインみたいになってしまうし
いっそのことカダフィみたいに米国に擦り寄っちゃうか・・
恐怖と不安におびえ 悶々として眠れぬ夜

そりゃー カラダもこわすわなー

かわいそうなのは 選択肢がほとんどないこと
独裁をやめて いきなり民主化したら
まずまちがいなく人民裁判で処刑されてしまうし
“強盛大国”たって 援助による外貨がなきゃできやしないし
このまま孤立してたら 国民の半数以上が餓死してしまうし
弱腰を見せたら 革命第一世代に糾弾されるし・・・

つくづく“裸の王様”なんだなーと思う

でも まちがいなくチキンレースの終わりは近づいている


2009.05.31:tnw

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