FPのひとりごと

▼好きだったのに−ディスコB

ネタを仕込んだ俺と後輩
“デビュー“の時を待っていました
新曲がかかれば颯爽と登場する予定ですが
バラード系では かなりの無理があったので
ビートのきいたパリっとした新曲を待っていました

  『!』

来ました 来ました 待ってたやつが
ばらばらばらと フロアから人がいなくなりました
そこで 満を持して登場の二人!!
いやがうえにも人々の注目を集めます

顔を見合わせタイミングを合わせ
自身満々のニューステップ!!!
注目度は抜群でしたから“つかみ”はOK!
あとは“爆笑”を誘って去っていく
それをネタに ナンパする というシナリオでした
爆笑させといて ちーちーぱっぱをこけにする
という目的もあったんですが・・
なんか おかしいんです 雰囲気が
そろそろ 爆笑の渦に巻き込まれてる頃なのに
ちっとも笑いが起きない・・・ やっちゃった?
いやいや ちがうのよ それが まったく
みんなが じーっと我等のダンスを凝視してるんです
えっ どういうこと? 我々は事の次第を理解できてません
で なんと 我々の後ろで我々のステップを
一生懸命まねをする軍団まで現れました
ここにきて やっと事態を飲み込めました
前の晩に 3分で創作したコミックダンスを
そこにいる人々が“公式”なステップと
勘違いなさったようなんです いやはや
ちょっとしたダンシングヒーローです
やめるにやめられず 結局最後まで踊ってました

曲が終わって トイレに駆け込んで
まさかの展開に 二人で大笑いしました
ありえない展開に 笑いに笑いました
風呂でタオルを頭にのせたり
背中をタオルでこすったり なんていうのを
適当に ダンスにしただけなのに・・

でも 残念ながら すぐに化けの皮が剥がれ
誰にも相手にされないようになってしまいましたが・・

でも あれほど痛快で“いやみ”で“笑劇的”なことは
我が人生でも そうはないことでした

2009.04.07:tnw

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