FPのひとりごと

▼本音と建前−二面性A

私 20歳前後の頃
体が疼いてしかたありませんでした
半分は女性のことでしたが
あとの半分は『殴りてー!』でした
疼きというより体の中から湧き上がる衝動でした
別に理由なんかなんもないんです
とにかく誰でもいいからぶっ飛ばしたくなるんです
これじゃいかん 犯罪者になっちまうと
ラグビーやボクシングをやろうとしましたが
当時そんな環境は全くと言っていいほどありませんでした
結局 痛飲したり馬鹿騒ぎしてごまかしてましたが・・

男には誰にでも闘争本能があるんだと思います
動物学的には 雌を獲得するための雄の示威行為なんでしょうが
なんだかわからん強力なホルモンがバンバン分泌されてたんでしょう

格闘技を観て血が騒ぐのは 男だけではないようですが
殴りあったり 蹴りあったり 倒しあったりして
血が噴出したり 骨が折れたり 肉が剥がれたりする
男も女も 老いも若きも それを見て興奮するって・・
冷静に考えたら 異常な行動じゃない こういうのって
でもこれは 人間誰しも闘争本能を持ってるってことの証
自分じゃできんから ボクサーの体を借りて
相手をぶん殴って KOして ガッツポーズをしている
ま 代理格闘であり 代理傷害でしょ これって
このつながりで ヤクザ映画やギャング映画
ロッキーやランボー 最近のヤンキ−系の映画
こんなのが はやっちゃうんだと思う

犯罪者になるかならないかの一線は
実は ものすごい身近なところにあるんだってば

                 (つづく)


2009.03.24:tnw

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