FPのひとりごと
▼本音と建前−桜田門の変@
学生時代 よく麻雀をしていました
ほかに やることがなかったから・・
学生相手に 小銭を稼ぎ
強すぎて メンバーに入れないようになり
いつしか フリー雀荘に出入りするようになっていました
若いときは とにかく“引き”がいいので
勝率は 5割を優に超えていました
学生が相手だと レートがアナ5(0.5)の時もありましたが
(1000点5円の換算 ハコテンで150円)
フリー雀荘では25持ちのピンで5−10の馬に
一発と裏ドラに500円のご祝儀付きが相場でした
大勝−大負けで 5万円ぐらいの勝負でした
これ 立派な刑法で言う賭博罪です!
最近は あまり聞かないけど
一昔前は 雀荘に警察が踏み込んで手入れ
ということが よくありました
漫画家の蛭子さんが 捕まっていたよね
でも
断言できますが
麻雀やってて 何がしかの金品が動かない
なんちゅうのは 競技麻雀ぐらいで
あとは 絶対ありえない!!
私が出入りしていた雀荘にも
現役の刑事がよく来て遊んでいました
マスター曰く 表向きは夜の見回りなんだそうだけど
我々には ただの客にしか見えなかったし
けっこう勝っては 大枚を懐に入れていました
一説には ピン−ピン(1000点1000円)以上はヤバイ
と言われていましたが
そんな漫画のような大勝負 そうそうできる人はいません
桜田門を含めて みんな犯罪だとわかっているのに
誰も捕まらないし 捕まえない
これぞ 本音と建前の極致!!!
もっともこんなのを犯罪にしていたら
当時で何百万人も犯罪者で検挙され
日本中がパニックになっていたことでしょうが
ま
麻雀人口が激減しているので
いまや話題にも上らなくなってしまったけど
本音と建前をきっちり使い分ける
つくづく面白い国だよね 日本は
(つづく)
2009.03.01:tnw
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