FPのひとりごと

▼飛ぶ夢B

いままで 30年以上も
いろいろなところを飛び続けてきました

でも なぜか近場が圧倒的に多いんです
飛べるんだから アドベンチャーすりゃーいいのに
まるっきりのローカルエリア=生活圏が飛行区域なんです
これ 冷静に考えると
ままならぬ人生というか日々の生活に対する
フラストレーションが見させた夢だったんだろうねー

小学校の第一校舎の渡り廊下を
自分だけ スイスイと座位で飛んでいたり
2階の校舎の窓から 斜めにスーッと飛んでみたり・・
やりたいことがあるのにできない
目立ちたいのに目立たない みたいな“現場への不満”を
夢で晴らしていたんでしょうねー 自分なりに

でも この夢 見てる間は ほんとに気持ちがいいんです
開放感と爽快さと優越感と浮遊感とが ないまぜになって
だから ずーっと見ていたいんですが
でも 内容を覚えていると言うことは
起きる寸前っちゅうことなわけで
あっという間に 目が覚めてしまうわけです
起きた直後は まだ現実に戻れず 
半分ぐらいは 飛べる自分がいるわけです
しかし 時間の経過とともに 無理やり現実に引き戻され
飛べない 重力には絶対勝てない自分に気づくんです
このときの 無力感 脱力感 は並大抵のもんじゃありません
朝なのに 精神的にぐったり疲れてしまいます
でも
学校へ行く頃になると 思い出してニヤニヤしてました
あの“スッキリ感”が忘れられず また見たくなるんです
ままならぬ人生の “ガス抜き”だったんでしょうねー

そういえば パラグライダーでほんとに空を飛んでからは
しばらく 空飛ぶ夢見なかったなー




2009.02.19:tnw

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