FPのひとりごと

▼カタ雪ロマンB

はるかなる未踏の地を
自分の意志で 好き勝手に
どこまでも いつまでも 歩き回る
これって できそうでできないこと
できるとすれば 砂漠ぐらいかねー
でも 砂漠じゃあ歩きにくくてしゃーない
それに比べると カタ雪は舗装道路

長靴を履いた少年は
日が暮れるまで ずーっと ずーっと
カタ雪の上を 歩き回っていました
そして 意味もなく 雪の上にねっころがって
青い空と太陽を見て ニンマリしていました

いまでも 忘れられない風景があります
家から 散々歩いたところに
高圧電線の鉄塔と小川がありました
鉄塔の左側にある小川は 左に迂回していました
積雪は常に2m以上ありましたから
小川は 雪に埋もれていましたが
少しだけ くぼんでいて その存在がわかりました

その風景
いまでも 夢に見るんです はっきりと・・

                (つづく)
2009.02.12:tnw

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