FPのひとりごと

▼資産運用の目的A

二十代の中盤に
ガス屋の営業をやっていました
(詳しくはいずれ“因果応報”にて)
営業エリアは 多摩地区がメインでした

青梅街道沿いの閑静な住宅街の一角に
私が今まで実際に会った中でbPの金持ちがいました

そこはガスのユーザーで毎月検針・集金に訪れていました
まず ビックリするのは その敷地の広さ!
東京ドームは大げさですが 小学校のグランド
それも田舎の小学校のぐらいは優にありました
外から見ると塀でぐるりと囲まれていて
中の様子はまったく窺い知れませんが
入ってビックリ! 中は森林公園のように広大です
そこに数十種類の樹木と季節の花が咲き乱れていました
営業車で とぼとぼと邸宅まで辿り着いてまたびっくり
瀟洒で上品で雰囲気のある洋館がひっそりと佇んでいます
どこぞの成金の家とちがい キンキラキンの自己主張は
まったくありませんが “本物”の重みをズシリと感じます

検針を終えて 集金に伺うと必ず“お茶”をいただきました
お茶っていったってそんじょそこらの“お茶”じゃあない
ものすごい高級な匂い?のする超高級(であろう)紅茶を
見たことも聞いたことも勿論食したこともない高級洋菓子とともに
いただきました
汚い作業服と汚れた手を気にしながら 恐縮しまくってました
一息ついて周りを見渡してみると
そこには 一般庶民が見たことのない“異空間”が存在していました

                        (つづく)

2008.12.07:tnw

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