FPのひとりごと

▼好きだったのに−萩原健一B

倉本聰という脚本家は
TV史上に燦然と輝く名脚本家
『北の国から』が有名ですが
フジでやってる『風のガーデン』も彼の本です

私が最初に薫陶を受けたのは
『2丁目3番地』でした
まだ小学校の高学年くらいだったかなー
石坂浩二と浅丘ルリ子のラブコメディーでしたが
小学生さえ夢中にさせる“なにか”がありました
“それを”正確に表現できそうにありませんが・・
あえて言えば“切なさ”とか“ペーソス”かなー
(小学生なのにませててすみません・・)
ビリーバンバンの挿入歌とともに忘れられません

で 次にはまったのは『前略おふくろ様』
私が“失意の”大学生の頃でした
当時の視聴率がどんなもんだったのか
いまでは 知る由もありませんが
友人 アパートの連中 ほとんどが見てました
東京下町の老舗の料亭を舞台にした人情劇ですが
人情劇だけに終わらせない脚本とキャスティングでした

ショーケン演じる『さぶちゃん』が
故郷に残した“おふくろ様”(田中絹代)に宛てて
手紙をしたためるように ナレーションが入り
ストーリーが展開していきましたが
やはり ショーケンの圧倒的存在感が
この番組を特別なものにしていました・・・

                  (つづく)
2008.11.29:tnw

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