FPのひとりごと
▼あのころほしかったものF−ステレオ物語〈2〉
いま オーディオ系の家電で
ステレオ音源になってないものを
探し出すのは 非常に困難です
つーか 当り前にステレオになっています
当り前にステレオサウンドを聞ける・・
なんとすんばらしいことなんでしょうか
子供のころに 最初に出会った“音響機器”は
家にあったレコードプレーヤーでした
エジソンが発明したでかいラッパがついてるやつ
あれが 若干進歩したぐらいのやつ? でした
プレーヤーそのものから音が出ていましたが
当然ながら 音は“モノラル”
その後 ラジオ テレビ テレコ ラジカセ と
出会っていきますが スピーカーはすべて1個=モノラル
だいたいにおいて ステレオサウンドに遭遇してません
ステレオを意識したのは 中学生時代に
FMでポピュラーミュージックを聞き始めてからでした
FM専用の雑誌などには 番組欄の端っこに
『STEREO』『MONO』の表示があり
はーー ステレオなどというものがあるんだ と理解しました
さて ここでちょっと横道へ・・・
ラジオといえば これまたいろんな思いが凝縮されてます
ブームは『クーガ』とか『ワールドボーイ』とかの
アウトドア型ラジオが話題になってるころでした
黒かカーキ色の堅固なボディーに高性能がギュッと詰まってました
若者の最新アイテムでした(いまのi-podなみ?)
AM FM だけでなく 短波まで受信できました
大人の競馬か株相場用ですが 子供にはワンダーランドでした
テレビを遅くまで見ていると “俗悪番組”に辿り着くと勘ぐられ
スイッチを強制的に切られましたが
布団の中でイヤホンで聞く深夜ラジオには規制は及びません
土曜の深夜に聞くラジオは中学生には異次元で至高の世界でした
ときどき急に大音響ではいってくる中国語や韓国語の放送に
驚きながらも 世界が急に広がったように感じたものでした
あのころのラジオ・・・ いろんなものが蘇ります
すいません つい 郷愁に浸ってしまいました
次回 また 話を戻しますんで・・・
(つづく)
2008.11.21:tnw
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