FPのひとりごと
▼あのころほしかったものE
こどものころ
野球盤というゲームがありました
いまはデジタルのゲームになっていますが
それのアナログ版(野球ゲームとも言いました)です
ブリキでできた野球場のミニチュア盤の中で
守備側が パチンコ球のちっちゃいやつを転がし
攻撃側が それをバットもどきで打ち返し
アウト ヒット 二塁打 三塁打 ホームラン・・
と記された“穴”に落ちると
そのバッターの打撃成績が決まるというものでした
ランナーの配置 カウント 得点・・・
すべて“手動”で操作します
これと似たようなものに“サッカーゲーム”もありました
いまは こどものおもちゃというより
“なんでも鑑定団”に出てくるべきものなんでしょうが・・
当時は高価で 遊び仲間でやっと1台てな感じでした
小学生のころは まわりの誰もが
『ただいまー』と同時に ランドセルを放り投げ
とにかく暗くなるまで 外で遊んでいました
おやつは 外になってる農作物?でした
野球盤ができるまでは
外で自前の野球ゲームをしていました
地面に棒で野球場を“書き”
やはり ヒット 二塁打・・を書いていき
転がる丸い小石とアイスのバーを拾ってきて
それを 野球のボールとバットにし
守備側が 小石をつめではじき
攻撃側が アイスのバーではじきました
まさに 原始野球盤!!
こんなんでも 当時はめちゃ楽しかったんです
なにせ ものがなかった時代ですから
それが“ハイカラ”なゲームになって現れたんです
たちまち 我々くそがきどもを虜にしてしまいました
ほしかったなー ほんとに
持ってる奴が ほんとに羨ましかった
今でも欲しい?
『・・・うん・・・』
しょもないねー
(つづく)
2008.11.19:tnw
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