FPのひとりごと

▼投資を考える−投資信託A

銀行が投信を窓販するようになって
投信自体が従来より身近なものになり
爆発的に人気が出てきたような気がします
銀行に行くと どこにも投信のコーナーがあり
担当の営業マン(ウーマン)が待機しています

私も販売資格を持っていますから立場は一緒なんですが
販売する側は 投資金額に応じて手数料を受け取ります
その後は ものによっては投資先(国内株・海外株・国内債・外債・・)の
組換えや投資配分の見直しのアドバイスなどのアフターケアは必要ですが
基本的には“売りのタイミング”のアドバイスぐらいしかできません
銀行など金融機関が投信を販売するのはズバリ!手数料収入が目的です
今年度の都銀の上期決算の予想などを見ていると
手数料収入の落ちも経営の足を引っ張っているのがよくわかります

なんで こんな話を のっけにしたのかというと

@投信は ある意味 理想的な投資商品である
Aギャンブルの胴元は 絶対損をしない

てな話を 前回 前々回あたりにしていますが
これ 一見なんの関連性も見出せないと思いますが
実は 大いに関連があるんです

今回 販売する側の理屈は おわかりいただけたと思うので
次は 投信会社そのものについて“儲かりのわけ”を・・・

                        (つづく)

2008.11.18:tnw

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