FPのひとりごと

▼投資を考える−〈投〉 〈資〉A

世の中に
絶対に儲かるものなどない
と言われます(私も言ってます)が
でも あるんですよ ほんとは!

“ギャンブルの胴元” です

公営の競馬 競輪 競艇 ボートにオート
みんなまとめて 胴元(=国等)は儲かってます
当たり前です
しっかりと テラ銭を取った上に
絶対損しないようなオッズをはじき出してるんだから
昔から言うじゃあないですか
ギャンブルで家を建てた奴はいないと・・
でも胴元は どんな勝負になっても儲かるんです

投資にもギャンブル的な要素が多分にあります
説明するまでもなく ご理解いただけると思いますが
例えば 外国為替証拠金取引(通称FX)
株式相場というのは 理論的には全員儲かることもありえますが
このFXというのは 勝者がいれば必ず敗者がいる
限りなく“丁半博打”に近い投資の一種です
円安に振れた 円高に振れた で天国と地獄を行き来します
こんな あぶない投資であっても 胴元はだけは儲かります

バブル崩壊後『必ず儲かる・・』っていう投資のしつこい勧誘
めちゃめちゃ多くありましたよね
私のところにも 多いときには1日10本以上の勧誘がありました
私は『そんなに儲かるんなら あなたがやればいいでしょ』
と 言って強引に電話を切っていました
でも なんで あんなにしつこく勧誘してくるかというと
とにかく 客付けをして相場に誘い込めば
胴元は 必ず儲かるからなんです

投資は この“胴元”の存在なくしては語れないのです
現状 ボロボロ状態の投資信託で 説明いたしましょう

                    (つづく)

 
2008.11.16:tnw

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