たつまち商店街のこと

▼今の子供たちに伝えたいこと

今の子供たちに伝えたいことがある

若いときはただがむしゃらで、前に前にが仕事のやり方だった

最近はいろいろ考えて、考えて行動しない事が多くなった。

これが歳を取ったと言うことなのだろう

考える前に行動する事が若者の特権でありそれが時に失敗もするが

大きなエネルギーになって大きくは明治維新を起こし

新しい企業が生まれる

最近、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読み返したもう何度目か

四国松山に明治と同時にその後俳壇で有名になる「正岡子規」と

あまり知られていないがこの兄弟がいたので日露戦争に勝ったと言わしめた秋山兄弟が生まれた。

兄は日本初の騎兵隊長、弟は神がかりな作戦を立てた海軍将校

明治の人はすばらしい、粗食に耐え、劣悪な環境にたえ、 

それでも仕事は人のやれない事を貫徹する

国家に奉仕することに全身全霊でぶつかり、自分の天命と心から思い少しも揺るがない

だから多くは仕事をまっとうすると精魂つきてスグに死んだ

それでも悔いはない、些かも揺るがない、現代人にはまねの出来ない事だ

子規は晩年カリエスと結核に冒され、布団の上で失点抜刀しながらも俳句を作り

新しい現代俳句の基礎を作った

自分もこの人達の万分の一でも勇気と行動力があればと思う

先人の偉業と人は言うが、こう言う人達を生み育てた親たちを誇りとしたい

偉人の蔭には、必ずすばらしい父、母がいる。

長州の偉人吉田松陰の母は、松蔭の教育をした叔父のあまりのはげしさに

「寅や死んでおしまい」と言ったと言われる。 寅は松蔭の名前

松蔭をすごく愛した母が放つこの言葉はすさまじい

明治の母も男も女も皆、起立している。

この日本人のすばらしさ、日本人の見事さを、今こそ子供たちに伝えたい

靴のあいづや店主


tken226 at 11:30 │Comments(0) │TrackBack
2007.03.02:tken226

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