▼TAMARAN映画道
というわけで、このトピックでは私キクチが見た映画を勝手に批評しようと思う次第です。
基本的に映画館よりDVDで見るのが多いので、チョット古かったりしますけどご了承を・・・。
その壱:「ジョゼと虎と魚たち」
えー、はっきり言っちゃうと「レンタル料金返せ」ですわ。
何か後日スズキと話したとき「あれは女性向けですからねぇ」と言われたがそれでもなんとも・・・。
ストーリー的にはツマブキ演じる主人公が下半身不随の謎のオナゴ「ジョゼ」と出会い、ハメまくって二人で旅行する話しデス。
んーホントこれ以外の表現が見つかりません。
見る前はジョゼのキャラを、日本のインディー映画にありがちなパラッパーなオナゴキャラなのかなーと思ってたけど、すんげぇ普通。
会話にも寸分の狂気も見えない。北野武の「DOLLS」に出てた菅野ミホみてぇな格好してるんで期待したんですがねぇ・・・。
んでもって、ツマブキ君のハメハメセックスシーンが多すぎるのですが・・・一応設定としてはモテル大学生なんですけどね。
そんなねぇ、本気で毎日とっかえひっかえハメまくってる大学生なんているか!!って言う話で。主人公に感情移入できるわけでもなく・・・。
あと、この映画の話題になった点として「くるり」が音楽を手がけているんですが・・・これがね音量でかすぎ!!
ジョゼと主人公がラヴホテルでハメたあとのジョゼのピロートークっていう結構物語で重要なシーンがあるんですけど、ジョゼが淡々と命について語るわけですよ。主人公が寝てるんで独り言ですわ。
そこでね、くるりの音楽が「声と被るくらいの音量」で流れるんですわ。
雰囲気台無し。
くるりが悪いわけじゃなく、音響屋!!しっかりしろよ。
ここは無音で、環境音で雰囲気作るのが良いに決まってるんだがなぁ。
それにストーリーもあってないようなモノで、無意味なら無意味でいいんですけど、凄く中途半端。途中でストーリー無視で見てましたよ。
ラストなんて「はぁ!?」っていう終わりだし。
けなしてばっかりもダメなのでここで良かったところを・・・。
ジョゼの弟分っていう設定のドヤンキーがいるんですが、そいつが絡むシーンが非常に良かった。特にホームセンターのシーン!最高です!
あとはジョゼこと池脇千鶴の乳が拝める位ですかねぇ。(そんないい体じゃなくてリアルなのがちと痛いが)
総論としては「焼酎かっくらってから見るベシ!!」です。
2004.08.19:del
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