TAPEDECKRECORDERSの最期

hobby
というわけで、このトピックでは私キクチが見た映画を勝手に批評しようと思う次第です。
基本的に映画館よりDVDで見るのが多いので、チョット古かったりしますけどご了承を・・・。

その壱:「ジョゼと虎と魚たち」

えー、はっきり言っちゃうと「レンタル料金返せ」ですわ。
何か後日スズキと話したとき「あれは女性向けですからねぇ」と言われたがそれでもなんとも・・・。
ストーリー的にはツマブキ演じる主人公が下半身不随の謎のオナゴ「ジョゼ」と出会い、ハメまくって二人で旅行する話しデス。
んーホントこれ以外の表現が見つかりません。

見る前はジョゼのキャラを、日本のインディー映画にありがちなパラッパーなオナゴキャラなのかなーと思ってたけど、すんげぇ普通。
会話にも寸分の狂気も見えない。北野武の「DOLLS」に出てた菅野ミホみてぇな格好してるんで期待したんですがねぇ・・・。

んでもって、ツマブキ君のハメハメセックスシーンが多すぎるのですが・・・一応設定としてはモテル大学生なんですけどね。
そんなねぇ、本気で毎日とっかえひっかえハメまくってる大学生なんているか!!って言う話で。主人公に感情移入できるわけでもなく・・・。

あと、この映画の話題になった点として「くるり」が音楽を手がけているんですが・・・これがね音量でかすぎ!!
ジョゼと主人公がラヴホテルでハメたあとのジョゼのピロートークっていう結構物語で重要なシーンがあるんですけど、ジョゼが淡々と命について語るわけですよ。主人公が寝てるんで独り言ですわ。
そこでね、くるりの音楽が「声と被るくらいの音量」で流れるんですわ。
雰囲気台無し。
くるりが悪いわけじゃなく、音響屋!!しっかりしろよ。
ここは無音で、環境音で雰囲気作るのが良いに決まってるんだがなぁ。

それにストーリーもあってないようなモノで、無意味なら無意味でいいんですけど、凄く中途半端。途中でストーリー無視で見てましたよ。
ラストなんて「はぁ!?」っていう終わりだし。


けなしてばっかりもダメなのでここで良かったところを・・・。
ジョゼの弟分っていう設定のドヤンキーがいるんですが、そいつが絡むシーンが非常に良かった。特にホームセンターのシーン!最高です!
あとはジョゼこと池脇千鶴の乳が拝める位ですかねぇ。(そんないい体じゃなくてリアルなのがちと痛いが)


総論としては「焼酎かっくらってから見るベシ!!」です。
2004.08.19:delコメント(0)::[メモ/hobby]
どーも鈴木です。

このhobbyのコーナーは、僕ら二人の趣味をたんたんと述べる場でございます。
今回は僕が書いていますが、そのうち菊地さんも何かおもしろいことを書いてくれるでしょう。
なので楽しみに待っててね☆


さてさて、先日ようやく仕送りが入ったので、今まで滞納していた電話代を一気に放出。
久しぶりに財布がもったりしたので、何かマンガでも買ってこようかと本屋へと出航した。

(take the money run take the money run take the money)

本屋に着くと、この平日でもくっ付いて歩くクソ高校生カップルに一瞥をくれつつマンガの棚へ。
浅野いにお「素晴らしい世界」と迷ったものの、
結局、私的童貞マンガの最高峰の一つ・江口寿史「ストップ!!ひばりくん!」文庫版を購入した。

話は変わるが、僕にはその昔に「もし童貞を失う時が来ても、僕らの心はいつまでも童貞のままさ!」と誓い合った友達、
いわゆる「童友」が地元に一人いるのだが、長期休暇の度に彼と「童貞サミット」なるものを毎回開いている。
酒と焼きそば弁当(北海道限定のカップ焼きそば)を喰らいつつ、
「己の童貞自慢」「童貞とは」「その男、童貞につき」「上半期BUBKAクイーンは誰だ!」等のテーマをせつせつと語り合うという、
ブサイク男にのみ許された、それはそれはLOVEに満ちた会合である。
今となっては、お互いに本当に相手が童貞かどうかは知らないが、心が童貞であればそれで良いので別に問題はない。

そんなサミットで毎回話題に上がるのが、この童貞マンガというやつである。
ああ!童貞マンガ。この狂おしいほど悶々として、悲しすぎるほどエヴァー・グリーンな7文字の響き。
「童貞マンガ」。

ここでは、毎回一つの題材を取り上げ、
「童貞マンガ」とは一体何なのか?「童貞マンガ」に潜むもの。「童貞マンガ」が童貞に何をもたらしたか?
というように、皆さんと一緒に「童貞マンガ」を真面目に考えていきたいと思います。

というわけで、まずはこの「ストップ!!ひばりくん!」から話をすることにいたしましょう。

2004.07.24:tdr02コメント(0)::[メモ/hobby]