窓についての大きな間違いとは!?

  • 窓についての大きな間違いとは!?

 

おはようございます。

 

最近、朝晩本当に寒くなってきましたね。。

今年もあと二か月ちょっとで終わりかと思うと一年ってホントに早いなぁと感じます(>_<)

 

年末に向けて忘年会の予定など立てている方も増えてきているかと思いますが、

まずは健康第一!

毎日の体調管理しっかりしていきましょう(^^♪

 

風邪などにも注意してくださいね!

 

 

さて、今日は窓についてですが、

窓本来の役割は光を室内にしっかり採り込むことや、

風を室内に採り込むことですよね!

 

ですが、こういった窓本来の役割を果たすことは案外難しく、

実際に建てられている多くの住まいが、

朝から照明器具の光に頼ってしまっていたり、

窓も閉め切ってしまっていることも多いので、

風も採り込めなくなってしまい、

解放感や自然な空気の流れも感じることもおそらく少なくなっていることでしょう。

 

結果、

当初の意図とは全く違った閉鎖的な空間になってしまっています。

 

※これは前回のブログの内容にも繋がる部分ですが、

 間取りや窓などの配置を平面だけで考えてしまった結果、

 窓を開けたいのに防犯上開けられなかったり、

 道路からや近所からの視線が気になってしまい、

 結局日中もカーテンを閉めっぱなしにせざるを得なかったり・・・

 といったことも大きな原因の一つです。

   

 

光には、直射光天空光の2つがあるのですが、

Tarukenでは、この2つの光を最大限利用する工夫をしております。

  

直射光が当たって欲しいところといえば、まず洗濯物を干すところではないでしょうか?

直射光が当たればその分早く乾きますし、なにより除菌には太陽光が欠かせません。

 

しかしながら、

太陽が最も当たるとされる南側2階のベランダに干すとなれば、

毎日の階段の上がり下りはとても大変です。

 

小さな赤ちゃんやお子さんがいらっしゃるとしたら、

お子さんから目を離すことになるので、あまりオススメ出来る動線ではありません。

また、周りから洗濯物が丸見えになってしまうので、

家族構成も丸わかりになってしまい、防犯上も決して良いとは言えません。

  

 

太陽の直射光も当たりつつ風通しも良い、

そして周囲から見えない位置に洗濯物を干すスペースを確保すれば

家事動線までも驚くほど便利になり、家事の効率が大幅にアップします。

  

 

逆に、

リビングへの直射日光は、おススメしません。

なぜなら、眩しすぎてテレビが見にくくなってしまうからです。

また、直射光はものすごく暑く、たとえ冬だったとしても、窓越しの直射日光は出来るだけ避けたいものです。

  

ですからTarukenでは、リビングでより快適に過ごしていただくためにも、

なるべくリビングには優しい光である天空光を採り込むように心掛けます。

 

直射光を入れる場合でも、テレビが眩しくなってしまったり、

直射光のスポットライトを浴びて、

熱くて触れないほど熱をもってしまったり、

なんてことにはならないような工夫をしています。

  

 

窓を多くつくれば家が明るくなるわけでも、

風通しが良くなるわけでも決してありません。

 

また、

窓を大きくつくれば家が明るくなるわけでも、

風通しが良くなるわけでも決してありません。

 

その結果、アップするのは、

窓を大きくし、窓を多くしたことによるコストだけです。

そしてその結果、ダウンするのが、耐震性と断熱性です。

  

 

ですから、良い家を少しでも安く建てるためにも、

また、光と風がたっぷりと採り入れられ快適で暮らしやすい住まいにするためにも、

窓についてもう少し掘り下げて、真剣に考えてみていただければと思います。

 

 

2019.10.23:taru_nobu:[コンテンツ]