まし子の冊子

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ゴーヤ、ゴーヤとばかりもてはやされておりますが、
こちらのゴーヤハウス、他にも魅力的なポイントがありますので、ご紹介します。

それは『型に捉われていない間取り!』

その中でも大きな特徴と言えば、
4人御家族で個の部屋が一つしかないこと。

思春期のお子さんの部屋が個室になっていること以外、
ご家族それぞれの定位置がありません。
(もちろん、水廻りは区切られており、定位置にはなっておりますよ)

設計当時から、ここで寝ようかしらのポイントが、だんだん移動しており、
家族と間取りの、従来のあり方とは、ひと味違う形になっております。


きっかけは、お施主さんが最初に書かれた間取りでした。
とてもオープンで、仲が良い家族であることが、
絵の中からも汲むことが出来ます。

今回、『兼ねる』ことで可能性が無数に拡がっており、
建物自体のシェイプアップにも一役二役、かっています。

通路と読書スペースとサンルームを兼ねる。
和室と寝床を兼ねる。
収納部分とロフトと寝床を兼ねる。
みんなの洋服は1箇所で、兼ねる。

一軒のお宅が、ワンルームのように映ると思います。

そこを紐解くと、現在の賃貸での暮らしを上手に、
戸建てに生かされているのだなぁ、と想像します。

時が経てば、家族のライフスタイルも変化していくなか、
対応が可能な間取り。
また一つ家のあり方を、教えて頂きました。

今回の完成見学会は、大々的に告知致しません。
3月頭に、そっと開催させて頂きます。
この機会に、是非足をお運び下さい。
お待ちしております。

設計 増子


2011.02.02:taru_mashi:count(2,065):[メモ/コンテンツ]
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