ファームタミキョン畑
▼ほっとして、しゃんとする。
毎年、1月7日は全国的に七草粥が食べられますね。
この伝統にも、さまざまな歴史的背景があるようですが、
お酒やおせち料理に疲れた胃を、体に良いお粥で休めてあげる
という意味でも理にかなった行事のようです。
その日、スーパーの野菜売り場にこんな鉢植えが!
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ご親切ですね〜♪
しかしながら、我が家では七草粥はあまり食べたことがありません。
山形特有なのか、7日は「納豆汁」を食べて胃を"ほっと"休ませます。
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地元名産の「堀込せり」や芋がらなどをたっぷり入れて...
七草のひとつでもある「せり」ですが、
私の住む地域では「堀込せり」という伝統野菜が有名です。
約70年前に野生のせりから選抜して栽培したのが「堀込せり」の始まりで
茎が太くシャキシャキとした食感と独特の清涼感ある風味が特徴。
体が"しゃん”とするような、すばらしい冬野菜です。
我が家でも13年前まで栽培していましたが、小規模農家に切り替えてからは
残念ながら作っておりません。
しかし、地域に流れる豊かな地下水のおかげで、今も一生懸命なセリ農家さんが
いらっしゃいます。
私にとっては故郷の味。伝統野菜が守られていることに心から感謝。
※せりの栄養...カロテン、ビタミンC、鉄などが豊富で風邪に対する抵抗力を養い、貧血予防にも効果的。また、独特の香りの精油成分には、健胃、解熱、解毒などの作用もあり胃の弱った方にも最適です。
※料理...香りと彩りを楽しむため、煮すぎないように注意!納豆汁に入れる時も、食べる直前に入れ、少し火を通すくらいがおすすめ☆
画像 (小 中 大)
2011.01.09:tamikyon
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