なあまずノート
▼クマガイソウ
クマガイソウを移植してからかれこれ15年ほど経った。
今年も、5月下旬になって開花して、不思議な形と色の花を楽しむことができた。
新聞の記事や、テレビのニュースで流れたおかげで、けっこうたくさんの人が観に来ていたようだ。
これは、米沢市の園芸施設が閉館になるときに、移植先をさがしていて、担当の係の方が田沢公民館の敷地にならなんとかなるのでは、ということで私たちが行って掘り、植えたのでした。
その後、少しづつ株が増えて、最初は2〜3株しか花が咲かなかったのだけれど、7〜8年経過して、ようやく10株以上花を持つようになり、今年は30株以上の花が咲いたのではないだろうか。
それでも、思ったほど株数は増えていない。
30〜50株ほどを移植したと思うのだが、株数では100ぐらいになったか、というところ。
環境としては、ベストの条件ではなく、ベターぐらいな感じなのではないだろうか。
山野草などに詳しい方に、いろいろと教えていただいて試して、保護し増やそうと思うのだが、そう簡単ではないのですね。
私の伯父に、園芸に詳しい人がいて話していたら、元々あった園芸施設に移植したのはその伯父だったとのこと。
施設のある地域でも目立って少なくなってしまったので、移植して増やしていたのだそうだ。
その後、他のことが忙しくなって関わらなくなっていたらしい。
なんとも縁というか、不思議なものだ。
画像 (小 中 大)
2011.06.11:あら
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