なあまずノート
▼福島市へ
4月20日(水)、曇りのち晴れ。
今日も寒い。
それでも、天気は回復傾向で、お昼には晴れになった。
午前中にガソリンを詰め、買い物をして、昼食を食べてから福島市へ向かうことに。
福島へ行くというと、大丈夫がぁ、などと言われるのだけれど、福島市では普通にみんな暮らしている。
母親の眼科の検査のため、福島県立医科大学付属病院へ行くのだ。
先月の16日が予約日だったのが、震災の対応のため、医大病院は外来を閉鎖して対応に当たっていたため、今日まで伸ばしてきたのだった。
眼の調子がよくないため、今日ある行事をキャンセルさせてもらって出かけたのだ。
福島市の南外れにある病院は、原発からの距離は、58kmぐらいだそうだ。
前夜からの雪はすでに消えており、峠の山の上の方が白く化粧をしているだけだった。
国道13号から西回り道路までは良かったのだが、郡山に向かう国道4号が地震の影響のため数か所で片側一車線になるため、大渋滞が起きていた。
道路面のひびや陥没等の補修と、二か所ほどで、道路東側の住宅団地側ががけ崩れを起こしており、住宅が倒壊している個所を復旧するなど、やはり地震の爪痕が確認できた。
ニュータウンとして造成された丘の上の住宅地の地盤は、傍から見てとても怖いものだなと感じた。
ようやく到着した病院で、診察などを待つ間、浪江町から福島市に避難してきている、学生時代の友人と会うことができ、この震災で起きたことなどを2時間ほど話し込んでしまった。
福島市は桜が満開。
友人一家は、とにもかくにも、無事であった。
画像 (小 中 大)
2011.04.20:あら
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