なあまずノート

▼田舎で暮らす

東日本大震災が発生してちょうど一ヶ月。
この日に、余震が断続的に起きている。
先ほどの、17時16分の強い地震は、わが家でお茶を飲んでいるときで、念のため、避難のために入り口の戸を開いた。

震源地は、福島県浜通り地方で、米沢あたりは震度5弱と報道していた。
福島原発のあるところなので、それもあり、けっこうビビる。


画像は長井市伊佐沢の蔵高宿。
昨日、ミニコミ誌の編集部会議で出かけたのです。
この地方は、田沢ほどではないけれど、山間の農村です。
深い山ではないので、果物や畑の農産物の生産が盛んですね。
それから、「久保の桜」が有名。


この度の地震で、私としては、住むのは田舎の方がいいと改めて感じた。
選択の余地がないと言えなくもないのだが(^^;

3月11日に地震が起きて、米沢は幸いなことに停電にならなかった。
このことで、不安はだいぶ緩和されたと思う。

これは、いかに生活に電気が不可欠になっているかという証拠。
それは、如何ともしがたいところだ。

ガスはプロパンガスのボンベで、配管のずれがないか確認して、使えました

水は、水道だけれど、田沢の山の奥から、落差による圧力で送ってきているのであまり心配がない。
万一、出ない場合も、裏の山から清水が来ているのでこれも使用可。

灯油を使ってボイラーやお風呂を焚いて、暖房も石油ストーブ中心(これは、今後、考慮は必要)。
灯油が使えないならば、最悪の場合、囲炉裏で火をたいたり炭を熾すという手があるので、そう思うと安心。

建物が古いので、一酸化炭素中毒の心配もない。

トイレは、水洗でなく便槽式なので、これも当分不安がない。

まぁ、この度は、田舎的なライフラインは、仮に電気が止まってもなんとかなる、という変な手応えを感じた。

マイナスは、市街地から遠いということで、勤務地までの車のガソリンがないと不安になるということ。
生鮮食品の確保と、保存の方法を心がけて工夫しなければならないこと。
これは、市街地よりも不利であろう。

都市型の生活から離れていると、そんなに普段の生活には影響なく暮らせるように思う。

オール電化というように、エネルギーを特化してゆくと、災害時の対応はたいへんなように思った。
組み合わせていくことと、原始的な生活も可能という部分を残しておくと案外と安心なものだ。

これからの生活を考えていくうえで、いろいろヒントがあったと思う。
画像 ( )
2011.04.11:あら

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