なあまずノート
▼現場だからわかることかも
寒いですねぇ。
朝方はどこかからチラチラと白いものが飛んできて、花びらか?灰か?とおかしなことを考えたのでした。
雪でしたね。
もう、北西から吹く風がジガジガと肌を刺します。
3月は時間をもてあまし気味であったのが、4月はちょっと忙しくなってきております。
けれど、ネットを見たり本を読む時間はあるから、さほど磯がいいというほどでもない。
ネットで、「原発とはどんなものなのか」という文章を見つけて読んでみた。
うむむむむ。
原発建設と維持作業の現場で監督をしていた人が書いた文章であります。
机上の空論ということについて。
設計段階で万全と言っても、実際に施工がノーミスで行われているのかどうかということを考えると、必ずしも、そうではなくて本当の職人がいないことからミスが起きている、ということ。
検査する方も素人同然であるということ。
これを、住宅などの建築に例えている。
いかに、設計がしっかりしていても、充分な技量持っていない大工をはじめとした職人が施工して、ちゃんと施工管理が行われていなければ、設計通りの建物ができないどころか欠陥住宅になるかもしれない。
そういわれると、なるほどと思ってしまった。
おっかねぇ。
それにしても、この人の書いたこの文章は、ネット上でもかなり反論、というより散々に叩かれてもいる。
はたして、どうでろうかは判断は難しい。
ただし、これを書いた人物は、10年以上前に癌で亡くなられている。
今、この福島原発事故を目の当たりにすると、この文章は、細かい語句の誤りはあるかもしれないが、大意は当たっているし、今回の事故を予見していたようだと感じるのだ。
画像 (小 中 大)
2011.04.04:あら
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