なあまずノート

▼今あること

4月2日(土)、晴れ、風強し、寒い!

母をかかりつけの医院へ送って行った。
それを待つ間に、ガソリンスタンドへ給油に行く。

市内のGSはどこも開いていて、列を作って並んでいる状態もなく、元の営業に戻ったような感がある。
心なしか、走っている車も多いような気がする。

友人の個人経営のスタンドへ行き、満タンに給油をした。
店員の人に「もう、通常の営業に戻ったんですか?」と尋ねると、まだ確実なのは午前中だけですねぇ」とのこと。
まだ、入荷する総量は元には戻っていないよし。

街中の様々なお店も通常どおりに営業しているようだけど、コーヒーを飲もうとして立ち寄った喫茶店はまだ開いてませんでした。それでも、2週間前に比べると、松ヶ岬公園付近を歩いている人が増えているし、そのあたりの活気が違ってきているようだ。

母の医院から処方された薬も、4週間分を出してもらえたということであり、企業や運輸関係も相当な努力で回復しようとしているのだろうと感じる。

帰り道、途中で処方箋薬局に立ち寄る。
母の行きつけの薬局で、いろいろ世間話をしてきたらしい。
娘さんが医師なんだけど、今、南相馬市の病院にいて、そこから、患者さんを置いて出てくることができないので、今もそこで診療にあたっているとのこと。
ほんとに頭が下がる思いである。

報道では、原発事故の放射性物質の飛散におびえ、医療資材や一般の生活物資の不足に困りながら、なんとか踏ん張っている、というのが南相馬市の状況らしい。

3週間を過ぎた今、直接に間接に、そこにある現実に向かいあいながら生きているということなのですね。

だからといって、自粛ばかりでして、身を縮めて生きるのではなくて、希望の光に向かって生きるようにしていくほうがきっといいんだと考えている。
そういう意味では、ちゃんと食べて、しっかり休んで、楽しむことは愉しむということをしていく方がいいんだろうと思う。

もちろん、今までの来し方で、自粛すべきは何か?!と自ら問うての上ですが。


画像 ( )
2011.04.03:あら

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