なあまずノート
▼ゆっくり いそいで
3月29日(火)、晴れ時々曇り、風が強く冷たい。
大般若の行事を終えて、グデッとしてしまった。
家族全員そんな感じである。
気を使っていないようで、それなりに疲れはあるんだなぁと思う。
用事があって出かけた相方がガソリンを給油してきたらしい。
「わりと普通にGSやってて、(ガソリン)入れられたよ」とのこと。
たまたま震災当日の午前中に、満タンにしていたので、今まで、往復約30キロの通勤以外には出かけるのを控えていて、余裕を持っていたようだ。
そういうところは気がもめない人なので良いと思う。
震災後、ガソリンとか食糧とか、様々な物資が滞ったり。
灯油や電気の節約にも…。
3月11日を境にして、今までの生活が変わった。
「被災地の人はもっとたいへんな思いをしているんだから」という言葉も聞かれるし、自分の口からも出たりする。
一方では、ガソリンが思うにまかせず、GSで長い行列ができて挙句諍いが起きるというトラブルも身近に起きている。
我慢することはしつつ、長い目で見なければならないこともたくさんあるのだ。
ご飯を食べられて、仕事があって、少しの生活が楽しみがあり、ゆっくり睡眠できる、という、今まで普通と思えたことがとてもありがたく感じる。
そのことに感謝しつつ、自分にできることを、ゆっくりと長い目で、急を要することはいそいでやっていきたいものと思っている。
とかく、「こんな時に…云々」と言いたくなることが多いものだ。
そうではなくて、極端に走らず、ゆっくり いそいで歩んでいこう。
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2011.03.30:あら
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